tokidokikakuyoの日記

時々書きます

知らないことばかり

voyage

全体としてvoyageみて、ああ、いろんな知らないことがいっぱいあるので、嵐のことなんてもっといろいろ知らないんだろうなと思った。心のうちを語ってくれているようなこれも、切り取ったうちの一つには変わりないので。それでも、いろいろ聴けて、今日への心の準備になったと思う。

Jun's Diaryは存在したけど、voyage 自体がJun's Diaryではあった。全然、これに関して異議みたいなものはなくて、そもそもこう言うことをやりたいと思ったのは松本くんなんだろうし、二宮くん自体も、ただコンサートの担当という一言で片付けられるような範囲をやってるわけじゃないのに伝わっていない、というふうにこの中でコメントしていて、曲作り(そもそも交渉から始まる)からコンサートに至るまでのプロセスがちゃんと見れるようになっているのが、そういう意味で良かったなと思う。(あくまで片鱗だけど) takaさんが言っていたプロデューサーとしての立ち位置とプレイヤーとして兼任するのは本当は分けたほうがいいという話は確かにそう思っていて(負担が大きいと思うし、客観的に自分たちをみるのって難しいよなって思う)、一方で、自分たちのやりたいことを自分たちで体現できることも素晴らしいなと思う。

Ohno's Diary 、アトリエ上部にある秘密の部屋(?)よかった。酔って管を巻く大野くん、ふふっと笑ってしまう。松本くんを繊細だけど熱いやつと言っていて、いい空間。これをみると、自分のテレビを見たときの懸念は、余計だった気がしてくる。直近のvoyageでは無と言っていて、原点という感じがする。そうだ、直近のvoyageは大野くんも櫻井くんも違う表現だけど同じようなことを言っていてすごいと思った。めちゃくちゃ余計なお世話なのは承知で、大野くんが早く終わって欲しいと思っていたら悲しいなとずっと思っていたけど、voyageをみると、そういう単純なことで切り取れる話じゃないよなあと思った。 大野くんへの相葉くんの着眼点に泣ける。人の優しさへの着眼点がもうすでに優しくて、VS嵐の最終回で、「カヌーを漕いでる時に負けているということを微塵も感じさせなくてすごいと思った」という二宮くんへのコメントもじんわりきた。

Nino's Diary、いろんな曲が聴けて良かった。こういう観点で二宮くんが見れたことってあんまりなくて貴重、惜しげもなくいろんな音源を晒していた。私も二宮くんの作った曲の中だと、「どこにでもある唄。」が好き。ラジオが初聞きだったような気がする。すごくいい曲だと思ったし、何より、当時の雰囲気を思い出す。直接そうと触れたことはなかったように思うけど、やっぱり辛い気持ちにあった人に寄り添う曲。「泣いていい」と泣かない二宮くんが歌ったことが意外だった。あれから、二宮くんがいろんな場面でちょっと涙を見せる場面が多くなったように思って、それをみるたびにこの曲を思い出す。今後や今の気持ちにはあまり触れない、嵐にしやがれ最終回でも頑なに述べなかったので、心の中に留めたいことなんだろう。

アメリカに行こうとしていたこと、意外で、ただ、5x20がファンへの感謝だから2020は攻めの年にしているっていう話が納得。オリジナルアルバムを出して最後の年もオリジナルアルバムのツアーやってほしい、最後の日はコンサートやってほしい、これは本当の自分の心の声で、全部体現してくれた嵐は、私なんかに言われても、って感じだろうけど、信用に値する存在だなって思う。気持ちが通じてるのか、偶然にも同じ願いを持っているというべきかわからないけど。最後のコンサートでもいろんなチャレンジをしていて、どこを切り取っても本気でしかない。

あとは、何をするにしてもファンを起点にしていてくれていて、こんな末端のファン(?)の私でも感謝の念に耐えないんだけれど、ファンの前に存在するというのが嵐というアイドルグループの定義なのかもしれなく、その定義に忠実であることによってすごくグループの形を揺るぎないものにしているのかもしれないと思った。

どんな気持ちなのかってこと、結局全部見てもよくわからないけど、でも最後までよくわからないのだろうから、それはもうよくて、ただただ、今日という日を楽しみにしている。